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イケス網の種類と特徴
イケス網の素材・形状と特徴を紹介します。

亜鉛メッキ金網  
亜鉛メッキ仕上げのひし形金網で、藻や貝類が付着しにくいため、清掃手間が大幅に削減できます。
潮吹かれもなく、潮通しがよいので、養魚の生育性にも優れます。
耐蝕性を向上させるため厚メッキが標準となり、また、より一層耐蝕性の高いアルミニウム添加の合金メッキ品も普及してきました。
(ただし、合金メッキ品は亜鉛メッキ品に比べ、やや付着物が付きやすくなります。)

銅合金金網  
特殊な銅合金製のひし形金網。
銅には抗菌作用があり、付着物が全くと言っていいほど付かないのが最大の長所です。
このため、目詰りしないので潮通しが良く、寄生虫が繁殖しにくくなります。
網の清掃コストも不要で、使用後のリサイクルも可能です。
実績はまだ数年ですが、今後の省力化課題に期待が持てる商品です。

合繊漁網 従来から漁業で幅広く用いられている合成繊維製の漁網。
材質や目合い・製網方法は多種多様で、目的や好みに合ったものが選択できます。
藻や貝類の付着しやすいので、定期的な清掃や防汚剤加工が必要です。

樹脂亀甲網 名前の通り6角形に製網した樹脂製の網で、軽量で、潮吹かれも少なく、耐久性に優れています。
合繊漁網同様、付着物が多く、目詰まりを起こしやすいので、頻繁に清掃しなければなりません。