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玉掛索の基本的な加工形態

アイスプライス加工
(サツマ加工・編込み加工)

法規によって編み込んだストランドの端部処理方法等が定められています。
手作業による加工のため、熟練度合により品質に差が生じます。
1本吊は、吊荷が回転し、ロープの撚りが緩み、加工部が抜ける恐れがあるので、不向きです。

弊社では、法規に適合した製品を熟練の「1級ロープ加工技能士」が製作しています。


ロック加工
(クランプ加工・圧縮加工)

スリーブ管(クランプ管)を用いた機械加工のため、品質安定性・寸法精度が良いのが特徴です。
加工部分がアイスプライスより短くて済むので、全長の短いものも製作可能です。
1本吊にも使用可能ですが、アイを開くような力のかけ方をするとスリーブ管が割れる恐れがあるので、注意が必要です。

 

基本的な端末形状

アイスプライス加工品、ロック加工品共、両端末の基本形状は次の2種類です。

アイ

汎用性の高い基本的な端末形状で、アイは任意のサイズで製作可能です。
(極端に小さいものは不可。)


シンブル入り

シンブルは、フック、リング、シャックル、その他金具類を接続する場合、摩耗からロープを保護します。